フリーターで「もっと稼ぎたい」と思ったとき考えるのが、掛け持ちですよね。
Nami
フリーター歴7年の間で、そんな場面が何度もありました。
その度にバイト自体を変えたり、掛け持ちしたりして生活費を稼ぐ日々。
ですが、掛け持ちって大変な割に稼げません。
そのころは生活するために必死でしたが、今となっては、掛け持ち以外の選択肢も考えればよかったと後悔しています。
そこで本文では、私が掛け持ちフリーターが失敗だったと思う理由を、5つご紹介します。
「掛け持ちしようかな」と考えているフリーターの方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
フリーター掛け持ちが失敗だったと思う理由
職を転々としていた私が、掛け持ちをしていたバイトは以下の通り。
- ハンバーガー屋さん+お弁当屋さん
- カフェ+バー
- パン屋+ホテル
- ホテル+競馬場の受付
掛け持ちを始めても思うように稼げなくて、辞めることを繰り返していました・・・
そして4度目の失敗でようやく「バイトの掛け持ちしていてもダメだ!」と気付いたんですよね。
以下、掛け持ちが失敗だったと思う理由をもっと詳しくご紹介します。
1. シフト管理が大変
まず、それぞれのシフトの管理が大変でした。
バイトとはいえ、残業しなければいけないこともあります。
特に飲食業は、忙しい時間帯には「もう少しいてくれる?」と延長をお願いされることが多いです。
その度に「次のバイトに行かないといけないので・・」と無理やり上がらせてもらったり。
次のバイトに「前のバイトが長引いてしまって」と遅れて行ったり・・
そうすると、店長に苦言を言われたり、周りのスタッフから皮肉を言われる事が何度もありました🌀
また、うまくシフトを組まないと、超連勤になってしまいます。
自分できちんとシフトを管理しないと、誰も自分の体調を気遣ってはくれません。
あまりに連勤ばかりでは、体調を崩し、結局長くは続けられません。
若い頃は「今日10連勤目〜!(すごいでしょ!)」とドヤっとしていましたが、年を重ねるにつれ体力は落ちていきます・・
バイト漬けの日が続くと、体力的にも精神的にも疲れていきます。
28歳でホテル+競馬場の受付をしていた時は、バイト中いかにうまくサボれるかばかり考えていました💧
若かった頃の貴重な時間をバイトに費やして、本当に時間を無駄にしてしまったと後悔しています。
2. 拘束時間が長い割に稼げない
バイトを掛け持ちすると、拘束時間がとても長くなってしまいます。
移動と睡眠以外は、丸一日シフトに入っている状態。
例えば、私がカフェ+バーで掛け持ちをしていた時のシフト。
10時半〜20時:カフェ
21時〜2時頃:バー
こんな毎日を送っていました・・💔
家に帰るのは深夜2時半過ぎで、そこからシャワーを浴びてそのまま眠る日々。
次の日は9時に起きるんですが、目覚まし時計がなる度に憂鬱でした。
バイトのためだけに生きているなと感じる一方、お給料はそこまでもらえません。
20万円もいかなかったですね。
対して、社員の人はボーナスももらっているのが羨ましかったなぁ・・
こんなに自分の時間を犠牲にしているのに、全然稼げないんだって辛かったです。
3. 自分の時間が取れない
拘束時間が長いので、自分の時間はほとんどありませんでした。
シフトに入っている以外は、移動と睡眠・・
とにかく毎日クタクタで、暇さえあれば寝るのが優先。
次のバイト先に早く着いたときは、更衣室で10分ほど仮眠を取るのが小さな幸せでした。
起きたとき「これからまた5時間シフトか・・!」とガッカリするんですけどね😔
なるべく丸1日休みの日を作るように調整していましたが、その日も洗濯や掃除で1日が終わってしまいます・・
たまに学生のころの友達に会っても、落ち込むことが多くなったので、付き合いも減らしていきました。
バイト漬けの日々で「私の生活ってバイトだけしかない・・孤独だな」と落ち込むことも多かったです。
4. 確定申告が面倒
掛け持ちフリーターにとって、面倒臭いのが確定申告。
1ヶ所だけでバイトをしていたら年末調整をしてもらえば良いですが、掛け持ちの場合は確定申告が必要です。
私は毎年自分で確定申告をしていました。
バイト先に年末調整をしなくて良いことを伝え、それぞれの源泉徴収票をもらって、確定申告に行く。
こんな流れです。
何度やっても慣れないし、正直面倒な作業です💔
5. キャリアアップにはつながらない
バイトを掛け持ちして仕事に励んでいても、ただシフトを埋めているだけという感覚がずっとありました。
カフェバイトなら、ランチの忙しい時間をうまく回して、ピークが過ぎたらまかないをもらって、夜に備える・・・
新しく覚えるべき仕事なんてありません。
新しい仕事をすることは、バイトには期待されていないんです。
Nami
そんな感覚がありました。
これがもしも正社員だったら、いろいろな仕事を経験することになります。
新しいプロジェクトがあったり、今までできなかった企画を任されたりするでしょう。
会社から期待され、新しいことにチャレンジすることは、自分自身のスキルアップに繋がります。
転職したいと思ったら、それらのスキルはキャリアアップに活かせるでしょう。
一方アルバイトの場合、いくら仕事を続けても仕事の幅は広がらないですよね。
私は何度もバイト先を変えてきましたが、いくら色々なバイトをしてきても、それがキャリアアップにつながることはなかったです。
淡々と生活費を稼ぐためだけに仕事をしているだけで、仕事が将来につながることはありませんでした。
5年正社員として働くか、5年バイトとして働くか❓
- アルバイトの5年で得られるもの➤給料のみ
- 正社員の5年でもらえるの➤給料+経験・スキル
長期的に見てると、正社員で働いている人にどんどん差をつけられていきます。
まとめ:バイトの掛け持ちは大変な割に稼げない!始める前によく考えよう
アルバイトの掛け持ちは、大変な割に稼げません。
- シフト管理が大変
- 拘束時間が長い割に稼げない
- 自分の時間が取れない
- 確定申告が面倒
- キャリアアップにつながらない
このようなデメリットがあります。
またお給料だけでなく、長期的に見てみると、フリーター掛け持ちと正社員で得られるものは全く変わってきます。
フリーターは給料だけしか得られませんが、正社員は給料に加え、経験とスキルが得られるんですよね。
これからバイトの掛け持ちを考えているフリーターの方は、ぜひデメリットを考慮してみてくださいね。
私は20代の7年間を無駄にしてしまいましたが、私のブログを読んでくれたあなたには後悔して欲しくないです😢
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